管理人ミユキ(左)

桂枝茯苓丸加薏苡仁(ケイシブクリョウガンカヨクイニン)は、はニキビ治療によく使われる代表的な漢方薬です。

このページでは、桂枝茯苓丸加薏苡仁がニキビのどのような症状にどういった効果があるのか、また、副作用や服用方法などについて紹介します。

桂枝茯苓丸加薏苡仁はどんな漢方なの?

桂枝茯苓丸加薏苡仁は、血の巡りを良くし、のぼせや冷えを改善する効果があります。
月経不順、更年期障害、子宮筋腫や子宮内膜症、ニキビやしみ・そばかすなどの肌トラブルの治療に使われています。

また、肩こりやめまい、頭痛、便秘、手足の冷え、むくみなどの症状がある方にも有効に働きます。
女性向けの漢方薬で、体格がしっかりしていている方に向いています。

種類と購入方法について

桂枝茯苓丸加薏苡仁は、ツムラやクラシエといったメーカーが製造発売しています。
ツムラの桂枝茯苓丸加薏苡仁は顆粒で処方薬なのに対し、クラシエは錠剤で、ドラッグストアやネットで購入できる市販薬になります。

処方薬でも市販薬でも配合されている成分は同じですが、市販の漢方薬は、副作用のリスクを軽減するため、成分の含有量を抑えて作られています。

漢方はを漢方をあつかう病院で処方してもらった方が適切なアドバイスをもらえるのでよいかと思います。

価格は市販薬の場合、1週間で1,000~2,000円ほどなのに対し、処方薬は保険適用の場合、1ヶ月で2,000円~4,000円くらいが目安です。
ニキビ治療で漢方薬を処方してもらう場合は、保険適用になることが多いですが、保険適用外で処方している病院もありますので、事前に確認してみてください。

配合されている生薬

漢方薬は、自然の草や木からとった「生薬」の組み合わせでできています。
桂枝茯苓丸加薏苡仁は「桂枝茯苓丸」に肌トラブルなどによく使われる「薏苡仁(ハトムギ)」を加えた以下の6種類の生薬でできています。

  • 桂皮(ケイヒ)
  • 茯苓(ブクリョウ)
  • 牡丹皮(ボタンピ)
  • 桃仁(トウニン)
  • 芍薬(シャクヤク)
  • 薏苡仁(ヨクイニン)

シナモンとして知られている桂皮には、健胃作用や発散作用があり、のぼせや頭痛によいとされています。

茯苓には、余分な水分を取り除く作用があるため、むくみを解消していきます。
また、牡丹皮や桃仁には血液循環を改善する作用、芍薬には消炎・抗菌・鎮痛作用などがあります。

さらに薏苡仁には、水分調整作用、抗炎症作用、皮脂分泌機能調整作用などがあり、美肌に導いてくれる漢方薬のひとつです。

どういった症状に効果があるの?

桂枝茯苓丸加薏苡仁は血液循環が悪いお血タイプの人に有効な漢方薬です。
冷え症や肩こりや頭痛が日ごろからある人、激しい生理痛、イライラのある人はお血体質の可能性があります。
お血体質だと、生理前はとくに血行が悪くなり、滞りがちになるため、ニキビができやすかったり、悪化しやすかったりします。

また、ホルモンバランスを整える効果があり、生理前にニキビが悪化しやすい、赤黒く化膿し治りにくいニキビの症状におすすめです。

桂枝茯苓丸加薏苡仁の副作用はあるの?

桂枝茯苓丸加薏苡仁には、発疹、発赤、痒み、食欲不振、下痢などの副作用がおこることがあります。
もし副作用の症状が出た場合は、すぐに使用を中止して医師や薬剤師に相談してください。

また、ツムラの説明書によると、『妊娠又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい[本剤に含まれるトウニン、ボタンピに早流産の危険性がある。]』と記載されていますので妊娠中の方は注意が必要です。

桂枝茯苓丸加薏苡仁の飲み方は?

1日2回食前又は食間に水またはお湯で服用します。
病院で処方してもらった場合は、回数や飲み方など異なる場合がありますので、お医者さんの指示に従って服用してください。

白ニキビや黒ニキビなど、軽い症状であれば1週間ほどで効果があらわれることもあります。
代謝には個人差があり、効果が見えるのには数週間から1ヶ月程かかる人が多く、じんわりと体質改善していくのが漢方薬の特徴ともいえます。

漢方薬はその人の体質などによっても向き不向きもあるため、桂枝茯苓丸加薏苡仁を1ヶ月程、服用しても症状が改善しない場合は、一度専門医に相談しましょう。

桂枝茯苓丸加薏苡仁は飲みやすく、女性におすすめの漢方薬

桂枝茯苓丸加薏苡仁はニキビはもちろん、冷え症や生理痛などにも効果があるので、とくに女性におすすめの漢方薬です。

桂枝茯苓丸加薏苡仁は、苦みもほとんどなく、個人的には飲みにくさを感じませんでした。
長年の便秘も解消し、冷え症も改善されて、ニキビもできにくくなり、体の中から変わっていくのを感じることができました。

ただし、中にはニキビがひどくなってしまったという人もいて、漢方薬の効果は人それぞれ異なります。
漢方薬を服用する場合は、信頼できる先生のもと、みなさんも自分に合った漢方薬をみつけることが大切になります。