管理人ミユキ(左)

乾燥肌にできるニキビ跡は、オイリー肌や混合肌とは違った症状があります。

肌のバリア機能が低下する」ことが、大きな特徴であり、化粧水や美容液のほかに適切なスキンケアをする必要があります。

このページでは、乾燥肌にできるニキビ跡の症状とその対処法について紹介しています。

乾燥肌にできるニキビ跡の特徴的な症状

乾燥肌にできるニキビ跡は、「ニキビ跡が消えにくい」、「ニキビ跡の赤みが紫色にみえる」という特徴があります。
顎(あご)や口周りは、顔の中でもとくに乾燥しやすい部位です。

2つの特徴について詳しく紹介していきますね。

症状の特徴1:ニキビ跡が消えにくい

乾燥している肌は、肌のバリア機能が低下しているため、肌が厚くなっている状態です。
とくに肌表面がゴワゴワとごわつき、肌のキメが乱れている(凸凹になっている)方は、肌のターンオーバーが乱れているサインです。

下の図は、肌が乾燥しているときの肌の様子です。

正常な肌は、新しい皮膚が生まれると、古い皮膚が自然にはがれ落ちる肌のターンオーバーが正常に働いています。
しかし、乾燥している肌は、図のように肌のターンオーバーが乱れ、皮膚が厚くなります。

そうすると、赤み、黒や茶色に色素沈着したシミのニキビ跡が消えにくくなってしまいます。

さらに、皮膚が厚く(角質肥厚)なると、化粧水や美容液の肌への浸透が悪くなります。
ビタミンC誘導体やプラセンタエキスを含んでいる化粧水を使ってもニキビ跡が治らないのは、この角質肥厚が原因になっていることが考えられます。

症状の特徴2:ニキビ跡の赤みが紫色にみえる

乾燥肌にできる赤みのニキビ跡は、紫色や赤紫色にみえることがあります。

下の図は、肌が乾燥して、皮膚が厚くなっている肌内部の様子です。

図のように、正常な肌の場合は、赤くみえます。
しかし、肌が乾燥してターンオーバーが乱れている肌は、皮膚が厚くなっているため、赤色が赤紫や紫色にみえことがあります。
とくに肌が黒ずんでくすんでみえる方は、肌のターンオーバーが乱れているサインです。

乾燥肌にできたニキビ跡の対処法

ニキビ跡は、肌質に関係なく、「赤み」、「色素沈着(シミ)」、「凸凹クレーター」といった症状別にケアしていくのが治し方の基本になります。

乾燥肌にできるニキビ跡には、「保湿美容液を使ったケア」、「定期的なピーリング」、「肌に優しいケアをする(クレンジングと洗顔に注意する)」ことの3つのスキンケアが効果的です。

対処法1:保湿美容液を使ったケア

肌内部の水分を「はさみこむ」、「かかえこむ」、保水力の高い保湿成分を配合している化粧品を使ってスキンケアをしましょう。
とくにセラミドは、速効性があり、乾燥肌のニキビ跡のケアにおすすめです。

下に代表的な保湿成分をまとていますので、保湿美容液を選ぶさいの参考にしてください。

保水力(水分をはさみこむ)
セラミド、レシチン、スフィンゴ脂質
保水力(かかえこむ)
ヒアルロン酸、コラーゲン
吸湿性(吸収する性質)
アミノ酸、NMF(天然保湿因子)、グリセリン

日中に肌が乾燥する場合は、セラミドやヒアルロン酸といった保湿成分を配合した美容液を手のひらにとって広げ、乾燥が気になる部分におさえつけるようにつけてください。
優しくおさえつけるようにつけることで、メイクがくずれるのを防ぐことができます。

対処法2:定期的にピーリングケアをする

ピーリングには、「厚くなった皮膚(角質)をはがし、「肌内部のセラミドを増やす」、「肌のターンオーバーを正常なサイクルにもどす」効果があります。
とくに乾燥肌のニキビ跡の改善には、定期的にピーリングケアをすると効果的です。

ピーリング化粧品を使って自宅でケアするためには、グリコール酸(AHA)やサリチル酸(BHA)といった成分が含まれているピーリング石鹸、ジェル、化粧水を使う必要があります。

ピーリングは、1週間に1〜2回の頻度でおこなうようにしましょう。

ただ、乾燥している肌は、刺激に対して敏感になりやすい状態です。
そのため、「かゆみ」、「赤み」、「ヒリヒリ」といった肌トラブルがおきた場合は、すぐにピーリングケアをや注視してください。

対処法3:肌に優しいケアをする(クレンジングと洗顔に注意する)

肌に優しいクレンジングと洗顔料、石鹸を使ってスキンケアをしましょう。
洗浄力の強いクレンジングや洗顔料、石鹸は、肌内部のセラミドを洗い流し、乾燥肌の原因になります。

そのため、オイルクレンジングやリキッドクレンジング、泡立ちのよい脱脂力のある洗顔料、石鹸はおすすめできません。
また、クレンジングや洗顔にかける時間を短くして、肌への負担を減らしてあげることも乾燥肌のスキンケアのポイントです。

まとめ

乾燥肌にできるニキビ跡は、「肌のバリア機能が低下している」という特徴があります。
そのため、早く治すためには、「保湿美容液を使う」、「定期にピーリングをする」、「肌に優しいケアをする」3つのスキンケアをすることが必要です。

ファンデーションやコンシーラーなどが粉をふいてしまうという方は、メイクをする前に乳液やクリームをしっかりと肌になじませてからファンデーションやコンシーラーなどをつけのがポイントです。
ニキビ跡は、メイクで上手に隠しながらケアしていきましょう。