管理人ミユキ(左)

アトピー性皮膚炎の肌にニキビ跡ができてしまうと化粧品の選び方や対処法に悩みますよね。

肌質にあっていない化粧品を使ってしまうと肌のかゆみや炎症がひどくなり、ニキビ跡の治りを遅くしてしまうことがあります。

このページでは、アトピー肌にできるニキビ跡の症状とその対処法について紹介しています。

アトピー肌にできるニキビ跡の症状の特徴

下の図は、「正常な肌」と「アトピー肌」の肌内部の様子です。

ご覧のとおり、アトピー肌は、肌内部のバリア機能が損なわれているため、肌が乾燥しやすく、敏感(デリケート)な状態です。
そのため、アトピー肌にできるニキビ跡は、「かゆみや赤みの症状を併発しやすい」、「色素沈着(シミ)ができやすい」という特徴があります。

2つの特徴について詳しく紹介していきますね。

症状の特徴1:かゆみや赤みの症状を併発しやすい

アトピー肌にできるニキビ跡は、「かゆみや赤みの症状を併発しやすい」特徴があります。
これは、アトピー性皮膚炎をおこしている肌は、肌の保水力が低下しているため、乾燥しやすいからです。

そのため、ニキビ跡の赤みや色素沈着、クレーターといった症状が原因ではありません。

また、乾燥している肌は、肌のターンオーバーが乱れているため、ニキビ跡が治りにくいといった特徴まります。

症状の特徴2:色素沈着(シミ)のニキビ跡ができやすい

アトピー肌は、肌のバリア機能が低下しているため、外部からの刺激に弱く、肌が炎症しやすい状態です。
そのため、色素沈着して黒や茶色のシミとなるニキビ跡が残りやすい特徴があります。

下の図は、外部刺激をうけた肌内部の様子です。

図のように肌が外部から刺激をうけると、肌を刺激から守るために、メラニン色素が多くつくられます。
肌のターンオーバーが乱れているアトピー肌の方は、メラニン色素が沈着してしまいやすい肌質です。

アトピー肌にできたニキビ跡の対処法

ニキビ跡は、肌質に関係なく、「赤み」、「色素沈着(シミ)」、「凸凹クレーター」といった症状別にスキンケアしていくのが治し方の基本になります。

アトピー肌にできるニキビ跡の対処法には、3つのポイントがあります。

  • 保湿ケアで肌のバリア機能を高める
  • 美白化粧品を使う
  • スキンケアによる肌への刺激を減らす

対処法1:保湿ケアで肌のバリア機能を高める

保湿美容液、乳液やクリームを使った保湿ケアをして、肌のバリア機能をアップしましょう。
肌のバリア機能を高めることで、肌のターンオーバーを正常に戻し、ニキビ跡の改善を早めてくれます。

とくにアトピー性皮膚炎の肌は、皮膚(角層)のセラミドが不足していることが多く、肌が乾燥しやすい状態です。
そのため、セラミドを配合した保湿美容液を使ったスキンケアが必要になります。

対処法2:美白化粧品を使う

美白化粧品には、黒や茶色のシミの原因となるメラニン色素が、肌の中で作られるのを防ぐ効果があります。
紫外線などの外部刺激をうけやすく、炎症しやすいアトピー肌にできるニキビ跡には、美白化粧品を使ったスキンケアが重要になります。

ニキビ跡には、ビタミンC誘導体、プラセンタエキス、アルブチンといった美白効果と赤みなどの炎症をおさえる効果のある成分を含んでいる美白化粧品が効果です。
中でもビタミンC誘導体には、色素沈着して残った黒や茶色のシミを薄くする作用があります。

対処法3:スキンケアによる肌への刺激を減らす

スキンケアによる肌への刺激を減らしてあげましょう。

ファンデーションなどのメイク、クレンジングによるメイク落としは、肌の負担になります。
週に1回は、ノーメイクの日を作り、肌を休息させてあげることも大切です。

化粧水、美容液を肌になじませるときは、強くこすったり、たたいたりしないように、ソフトタッチを心がけましょう。
肌に刺激をあたえすぎてしまうと、肌のバリア機能が壊れて、ニキビ跡が治りにくい肌の状態になってしまいます。

まとめ

アトピー肌にできるニキビ跡は、肌のバリア機能のが損なわれているため、「かゆみや赤みなどの炎症を伴う」、「色素沈着(シミ)のニキビ跡が残りやすい」特徴があります。
そのため、セラミドを配合している保湿美容液を使ったスキンケアをして、肌のバリア機能を高めることが必要になります。

また、肌が敏感なため、炎症による色素沈着(シミ)を改善、予防するためにビタミンC誘導体を配合している美白化粧品を使ったスキンケアも重要です。

まずは、肌の保湿ケアをおこない、肌のバリア機能を高め、ニキビ跡が治りやすい肌環境を整えていきましょう。