管理人ミユキ(左)

首周りにできるニキビ跡は、顎(あご)やフェイスラインにできるニキビ跡と同じ症状です。

肌のバリア機能が低下している」ことが、大きな特徴であり、肌の状態に合わせた適切なスキンケアをする必要があります。

このページでは、首周り(首の後ろ・首筋・うなじ)にできるニキビ跡の症状とその対処法について紹介しています。

首にできるニキビ跡の症状の特徴

首にできるニキビ跡は、背中や胸とは異なり、顎(あご)にできるニキビ跡と同じような症状があります。
ニキビ跡の症状は、「赤みや色素沈着(シミ)が残りやすい」、「しこり(ケロイド)が残りやすい」という特徴があります。

とくに、しこり(ケロイド)のニキビ跡は、首筋にできることが多い症状です。

2つの特徴について詳しく紹介していきますね。

症状の特徴1:赤みや色素沈着(シミ)のニキビ跡が残りやすく、消えにくい

首にできるニキビ跡は、赤みや色素沈着(シミ)のニキビ跡が残りやすく、消えにくい特徴があります。
これは、顎やフェイスラインと同じく首周りは、皮膚(角層)が乾燥しやすく、肌のバリア機能が低下しやすいからです。

下の図は、肌が乾燥しているときの肌の様子です。

正常な肌は、古い皮膚が自然にはがれ落ちる肌のターンオーバーが正常に働いています。
しかし、乾燥している肌は、図のように肌のターンオーバーが乱れ、皮膚が厚くなります。

この肌のターンオーバーの乱れが、首にできる赤み、黒や茶色に色素沈着したシミのニキビ跡を消えにくくします。

赤みが赤紫や紫色にみえている方は、肌のターンオーバーが乱れ、皮膚が厚くなっている可能性があります。

下の図は、肌のバリア機能が低下している肌の様子です。

図のように、バリア機能が低下している肌は、外部からの刺激に弱く、肌が炎症しやすい状態です。
そのため、赤みや黒や茶色のシミ(色素沈着)ができるニキビ跡が残りやすい特徴があります。

症状の特徴2:しこり(ケロイド)が残りやすい

肌のバリア機能が低下しやすい首筋、顎下は、しこり(ケロイド)のニキビ跡ができやすい部位です。
肌が膨らむしこりは、体質的にできやすかったり、ニキビが繰り返し同じ場所にできたりすることが原因でなるといわれています。

とくにケロイド状のしこりは、セルフケアで治すのが困難になるため、皮膚科での治療が必要になります。

首にできたニキビ跡の対処法

ニキビ跡は、顔の部位に関係なく、「赤み」、「色素沈着(シミ)」、「凸凹クレーター」といった症状別にケアしていくの消す基本になります。

首にできるニキビ跡には、「保水力を高める保湿ケア」、「定期的にピーリングをする」、「美白化粧品を使う」ことが効果的です。
ただ、「しこり(ケロイド)」のニキビ跡は、皮膚科での治療が必要になります。

対処法1:保水力を高める保湿ケアをする

保水力の高い化粧品を使って保湿ケアをしましょう。
皮膚の保水力を高めることで、肌のバリア機能をアップすることができます。

とくにセラミドを配合している化粧品は、速効性があり、肌のターンオーバーが乱れている首周りのニキビ跡のケアにおすすめです。

対処法2:定期的にピーリングをする

ピーリングには、「厚くなった皮膚(角質)をはがし、「肌内部のセラミドを増やす」、「肌のターンオーバーを正常なサイクルにもどす」効果があります。
とくに乾燥しやすい首周りやうなじは、肌のターンオーバーを正常にもどす目的で、定期的にピーリングをすることがおすすめです。

ピーリング化粧品を使って自宅でケアするためには、グリコール酸(AHA)やサリチル酸(BHA)といった成分が含まれているピーリング石鹸、ジェル、化粧水を使う必要があります。

ピーリングは、毎日おこなう必要はありません。1週間に1〜2回の頻度でおこなうようにしましょう。

対処法3:美白化粧品を使う

美白化粧品には、黒や茶色のシミの原因となるメラニン色素が、肌の中で作られるのを防ぐ効果があります。
とくに肌のバリア機能が低下している首周りのニキビ跡には、おすすめです。

ニキビ跡には、ビタミンC誘導体、プラセンタエキス、アルブチンといった美白効果と赤みなどの炎症をおさえる効果のある成分を含んでいる美白化粧品が効果です。

ビタミンC誘導体には、色素沈着して残った黒や茶色のシミを薄くする作用があります。

対処法4:しこり(ケロイド)のニキビ跡は皮膚科の治療が必要

しこり(ケロイド)のニキビ跡は、セルフケアで治すことが困難です。
そのため、皮膚科で治療することが必要になります。

皮膚科では、トラニスト(リザベンR)の内服、ステロイド外用、外科的切除や保険が適用されないレーザーや光治療も考えられます。

まとめ

首周り(首の後ろ・首筋・うなじ)にできるニキビ跡は、肌のターンオーバーが乱れやすく、赤みや色素沈着(シミ)が残りやすく、消えにくい特徴があります。
そのため、肌の保水力を高めて、肌のバリア機能をアップするスキンケアをする必要があります。

まずは、保水力の高い保湿化粧品、ビタミンC誘導体を配合している美白化粧品を使って、ニキビ跡のケアをしていきましょう。