管理人ミユキ(左)

顎(あご)やフェイスラインにできるニキビ跡は、頬やおでことは違った症状があります。

肌のターンオーバーが乱れやすい」ことが、大きな特徴であり、化粧水や美容液のほかに適切なスキンケアをする必要があります。

このページでは、顎にできるニキビ跡の症状とその対処法について紹介しています。

顎(あご)にできるニキビ跡の特徴的な症状

顎やフェイスラインにできるニキビ跡は、「赤みや色素沈着(シミ)が消えにくい」、「しこりができやすい」という2つの特徴があります。
しこりのニキビ跡は、顎下や首に近い部分にできることが多いです。

2つの特徴について詳しく紹介していきますね。

症状の特徴1:赤みや色素沈着のニキビ跡が消えにくい

顔の部位の中でも顎は、ホルモンバランスの影響、体の不調の影響を受けやすく、肌のターンオーバーのサイクルが乱れやすい特徴があります。

下の図は、肌のターンオーバーのサイクルが乱れている肌の様子です。

正常な肌のターンオーバーは、新しい皮膚が生まれると、古い皮膚が自然にはがれ落ちていきます。
しかし、肌のターンオーバーのサイクルが乱れていると、図のように古い皮膚がはがれ落ちずに層になり、皮膚が厚くなります。

そうすると、赤みや黒、茶色に色素沈着したニキビ跡が消えにくくなってしまいます。

さらに、皮膚が厚く(角質肥厚)なると、化粧水や美容液の肌への浸透が悪くなります。
ビタミンC誘導体を含んでいる化粧水を使ってもニキビ跡が治らないのは、この角質肥厚が原因になっていることが考えられます。

とくに、角質肥厚しているニキビ跡は、赤みの色が紫や赤紫色にみえる可能性があります。

症状の特徴2:しこりのニキビ跡が残りやすい

肌が膨らむしこりは、体質的にできやすかったり、ニキビが繰り返し同じ場所にできたりすることが原因でなるといわれています。

とくにケロイド状のしこりは、セルフケアで治すのが困難になるため、皮膚科での治療が必要になります。

顎にできているニキビ跡の対処法

ニキビ跡は、顔の部位に関係なく、「赤み」、「色素沈着(シミ)」、「凸凹クレーター」といった症状別にケアしていくのが治し方の基本になります。

顎やフェイスラインにできるニキビ跡には、定期的なセルフピーリングが効果的です。
ただ、「しこり」のニキビ跡は、皮膚科での治療が必要になります。

「ピーリング」と「しこりの対処法」について詳しく紹介していきますね。

対処法1:定期的なピーリングケア

ピーリングには、肌のターンオーバーを正常なサイクルにもどす効果があります。
とくに皮膚が厚くなりやすい顎は、肌のターンオーバーを正常にもどす目的で、定期的にピーリングをすることがおすすめです。

ピーリング化粧品を使って自宅でケアするためには、グリコール酸(AHA)やサリチル酸(BHA)といった成分が含まれているピーリング石鹸、ジェル、化粧水を使う必要があります。

ピーリングは、毎日おこなう必要はありません。1週間に1〜2回の頻度でおこなうようにしましょう。

自宅でのセルフピーリングに不安がある方は、エステや美容皮膚科でケミカルピーリンを受けることができます。

対処法2:しこりのニキビ跡ができている方は皮膚科の治療が必要

しこりのニキビ跡は、自宅でのセルフケアで治すことができないので、皮膚科で治療することが必要になります。
とくに、ケロイド状のしこりは、病院で治療せずに放置すると症状がひどくなってしまう可能性があります。

皮膚科では、トラニスト(リザベンR)の内服、ステロイド外用、外科的切除や保険が適用されないレーザーや光治療も考えられます。

顎にニキビ跡を残さないための予防法

「顎のニキビ跡が治ったあとにニキビ跡が再発しないための予防法が知りたい方」、「ニキビ体質のため顎やフェイスラインにニキビ跡が残るのを未然に予防したい方」は、こちらで紹介するニキビ跡の予防法をチェックしてください。

既にご存知の方もいるかと思いますが、顎のニキビ跡を予防するには、2つのポイントがあります。

予防法1:ニキビは潰さない

頬杖ついたり、手で撫でまわしたり、刺激をあたえないようにしましょう。

ニキビを潰してしまうと、傷跡から細菌が繁殖して、炎症がひどくなり、傷口が化膿してしまうことがあります。
そうすると、クレーターのニキビ跡が残りやすくなりますし、より治すのが困難になるかもしれないからです。

予防法2:体の「中」と「外」、両方からケアをする

顎ニキビは、化粧水や美容液を使った「体の外」からのケアと併用して、「体の内」からのケアをすることが大切です。
なぜなら顎は、便秘や冷え性、貧血といった体の不調、生理前のホルモンバランスの乱れがニキビの原因になるからです。

まとめ

顎やフェイスライン(Uゾーン)にできたニキビ跡は、肌のターンオーバーが乱れやすく、赤みや色素沈着(シミ)が消えにくい特徴があります。
そのため、定期的にピーリングをおこない、乱れている肌のターンオーバーのサイクルを正常に戻してあげることが必要になります。

また、ピーリングには、荒くなった肌のキメを改善して、肌の乾燥を防ぐ効果があり、大人ニキビを予防してくれます。

まずは、赤みや色素沈着(シミ)、クレーターといったニキビ跡の症状にあったスキンケア化粧品を使ったケアにプラスして、週に1〜2回のピーリングをおこなっていきましょう。