管理人ミユキ(左)

ヒルドイドは、新生児にも処方される安全性と保湿性が高い、乾燥肌に用いられる塗り薬です。
血行を促進する成分が含まれているため、傷や瘢痕、ケロイド、皮膚の炎症を改善する効果もあります。

こちらでは、ヒルドイドの特徴や効果について紹介します。

ヒルドイドはどんな薬なの?

ヒルドイドは、症状の出ている皮膚の近くの血行を良くすることで、皮膚の再生を促し、皮膚の症状を改善する医薬品です。

皮膚が赤く盛り上がったケロイドや肥厚性瘢痕などの傷跡に有効です。
また、保湿効果が高いので皮脂欠乏症といった乾燥した肌やアトピー性皮膚炎の治療で、保湿剤としても使用されます。

ヒルドイドには、種類が4つあります

ヒルドイトは、クリーム、ソフト軟膏、ローション、ゲルの4種類があります。
4種類とも有効成分であるヘパリン類似物質が0.3%含まれていて、症状の部位や季節によって剤状が使い分けられています。

顔や頭など、べたつきが気になったり塗布範囲が広い場合は、ローション。

こちらは、ヒルドイドローションの50gの容器です。他にも25gと小さい容器もあります。

液は、クリームに比べてサラサラしていて、皮膚につけてから乾くまでの時間が早いです。

手や腕、足などしっかりと塗りたい箇所には、ソフト軟膏やクリームが適しています。

こちらは、ヒルドイドソフト軟膏の25gの容器です。

他にも瓶に入っている100gのサイズがあります。

ソフト軟膏は、ローションに比べて、粘性があり、皮膚につけるとべたつきがあります。

季節別にみると、夏ではさっぱりしたローション、冬は油分が多いソフト軟膏やクリームが向いています。

どんな症状に使えるの?

ヒルドイドの有効成分であるヘパリン類似物質には、吸水・保水効果があり、肌に保湿と柔軟を与える効果があります。
また、血行を促進し肌のターンオーバーを正常に整える働きがあります。

そのため、皮脂欠乏症やアトピー性皮膚炎などの皮膚の乾燥性症状、皮膚が赤く盛り上がった瘢痕やケロイド、ニキビ跡などの傷跡の治療にも有効です。

添付文書に明記されている効果と効能を下にまとめておきますね。

皮脂欠乏症、進行性指掌角皮症、凍瘡、肥厚性瘢痕・ケロイドの治療と予防、血行障害に基づく疼痛と炎症性疾患(注射後の硬結並びに疼痛)、血栓性静脈炎(痔核を含む)、外傷(打撲、捻挫、挫傷)後の腫脹・血腫・腱鞘炎・筋肉痛・関節炎、筋性斜頸(乳児期)

ヒルドイドクリーム、ソフト軟膏、ローション、ゲルに含まれているヘパリン類似物質以外の成分を下でまとめています。

ヒルドイドクリーム0.3%
グリセリン、ステアリン酸、水酸化カリウム、白色ワセリン、ラノリンアルコール、セトステアリルアルコール、セトステアリルアルコール・セトステアリル硫酸ナトリウム混合物、ミリスチルアルコール、チモール、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸プロピル、イソプロパノール
ヒルドイドソフト軟膏0.3%
グリセリン、スクワラン、軽質流動パラフィン、セレシン、白色ワセリン、サラシミツロウ、グリセリン脂肪酸エステル、ジブチルヒドロキシトルエン、エデト酸ナトリウム水和物、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸プロピル
ヒルドイドローション0.3%
グリセリン、白色ワセリン、スクワラン、セタノール、還元ラノリン、セトマクロゴール1000、モノステアリン酸グリセリン、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、カルボキシビニルポリマー、ジイソプロパノールアミン
ヒルドイドゲル0.3%
イソプロパノール、プロピレングリコール、トリイソプロパノールアミン、カルボキシビニルポリマー、香料

ヒルドイドの副作用は?

副作用として、皮膚炎、そう痒、赤み、発疹などの症状がまれにあるようです。

また、配合されているヘパリン類似物質には血栓を溶かし、血行を良くする作用があるため、出血している場所や掻いて赤くなった箇所に使用すると、出血を助長してしまうケースがあるので、傷口が完治し、新しい皮膚ができてから使用してください。

ヒルドイドでよくあるQ&A

こちらでは、ヒルドイド外用薬のことでよくある質問をまとめています。

ニキビに効果がありますか?
ヒルドイドは、皮膚科でデフェリンゲルやベピオゲルといったニキビ治療薬と一緒に処方されることがあります。
これは、デフェリンゲルやベピオゲルを使うと肌が乾燥しやすくなってしまうので、乾燥予防の保湿剤としてニキビ治療薬と一緒に処方されることがあります。

もし、気になるようでしたら、皮膚科や薬剤師の方に相談してくださいね。

まとめ

ヒルドロイドに含まれる、ヘパリン類似物質には、傷痕の治す働きがあるため、ニキビによる炎症やニキビ跡にも効果があります。
また、角層の内側から保湿され、皮膚がのバリア作用も高まるため、ニキビ予防も期待できると思います。

ヒルロイドは皮膚科でよく処方される外用薬なので、手元にある方はも多いはず。
ニキビやニキビ跡の予防として、試してみても良いかもしれません