管理人ミユキ(左)

こちらでは、常備薬として人気のオロナインH軟膏がニキビやニキビ跡に効果があるのか?についてお話しています。

オロナインでニキビやニキビ跡のケアを検討されている方、実際に使っていて治らないという方は参考にしてくださいね。

間違った使い方はニキビやニキビ跡を悪化させてしまう

オロナインを使っている方の中には、ニキビやニキビ跡の症状に使っている方もいるのではないでしょうか。
手軽に入手ができ、安心感のあるオロナインでニキビやニキビ跡を消すことができたらニキビケアが簡単になりますよね。

実際に大塚製薬のオロナインの公式ホームぺージで、効果効能の項目にニキビが明記されています。

上の写真の白い点線の個所は、オロナインH軟膏の11gの容器に記載されている効果・効能です。
ご覧の通り、「にきび、吹き出物」と明記されていますよね。

あっ!やっぱり「ニキビ」にオロナインは効果があるんだ!と思いますよね。

しかし、使い方に関しては、正しく理解して使わないと症状を悪化させてしまう危険性があります。
オロナインがニキビやニキビ跡には効果がなく、悪化させてしまうとしたら?怖いですよね・・・。

実際、間違ったスキンケアはニキビを悪化させてしまいます。

そこで、今回の記事では、オロナイン軟膏に関する正しい知識と使い方について紹介していきます。

オロナインh軟膏と市販の化粧水、薬を比較

私がニキビ跡ケアで大切だと思っているポイントを市販のニキビ跡専用化粧水Aとニキビ治療薬Bをオロナイン軟膏と比較しました。

比較ポイントは、下の4つ。

  • ニキビケアに特化している
  • 毛穴トラブルにも使える
  • 即効性がある
  • 使い勝手がよい

オロナインh軟膏をニキビやニキビ跡ケアで使おうとしている方がいますが、私がニキビ跡のケア商品でポイントにあげている「ニキビケアに特化している」、「毛穴トラブルにも使える」、「即効性がある」という観点において、上の表のとおり、私はニキビ跡ケアにオロナイン軟膏を使うのは適していないと考えています。

ニキビやニキビ跡を改善するためには、症状にあった適切なスキンケアをすることが早く治すポイントです。

ニキビ跡の治し方が知りたい方は、以下のページでニキビ跡の症状ごとのケア方法を紹介していますので、合わせてチェックしてください。「症状のボタン」をタップしてページ遷移してくださいね。

赤みのニキビ跡の治し方
色素沈着のニキビ跡の治し方
クレーターのニキビ跡の治し方
硬いしこりのニキビ跡の治し方
ニキビ肌のニキビ跡の症状と対処法

オロナインH軟膏の効果は殺菌消毒と保湿

オロナイン軟膏について簡単に紹介しておきます。

オロナインは大塚製薬から販売されている皮膚用抗菌軟膏剤です。
正式名称はオロナインH軟膏。
主な効果は殺菌と保湿効果です。

オロナインの主成分であるクロルヘキシジングルコン酸塩液には殺菌消毒作用、添加物であるワセリンやグリセリン、オリーブ油、ステアリルアルコールには高い保湿効果があります。

そのため、オロナインを使えば使った部分の殺菌・消毒と保湿ができます。

では、オロナインがニキビとニキビ跡に効果があるのか?について詳しく説明していますね。

オロナインはニキビとニキビ跡に効果があるの?

オロナインは、ニキビに効果はあります。
しかし、ニキビ跡には効果がありません。

ただ、ニキビの状態によっては、治らないで症状を悪化させてしまう危険性があります。

そこで、抑えておきたいポイントをニキビとニキビ跡、一つずつ説明していきますね。

ニキビ跡(色素沈着、シミ、赤み、クレーター)に効果のある成分は配合されていない

ニキビ跡からお話していきますね。
オロナインの有効成分「クロルヘキシジングルコン酸塩液」の効果は、先程お話したとおり、殺菌、消毒作用です。

そのため、炎症をともわない赤み、シミ、色素沈着、黒膿、クレーターのニキビ跡の症状にオロナインを塗っても効果がありません。
患部が乾燥していて、かゆみの症状がでている場合などには使ってもいいかもしれませんね。

ただ、炎症していない肌に使ってしまうと、肌荒れなどの副作用の原因になることがあるので、注意してくださいね。

またネットなどで「オロナインに美白効果があり、色素沈着や黒ずみが白くなる」といった情報がでていますが、オロナインには、美白成分は配合されていません。

赤みや色素沈着(シミを含む)、クレーターといったニキビ跡を改善するためには、ビタミンC誘導体を配合している化粧品を使うのがスキンケアのポイントです。

ニキビ跡におすすめのビタミンC誘導体化粧水をすぐに知りたい方は、以下のページをご覧をください(私が実際に使って効果を実感できたもの、いろいろな方の声も参考にしています)。

ニキビ跡におすすめのビタミンC誘導体化粧水

軽い症状の白ニキビ・黒ニキビには効果あり

オロナインH軟膏の効果・効能に「ニキビ」が書かれているので、基本的にオロナインはニキビの症状にも使えます。
理由としては、殺菌消毒作用のあるオロナインがニキビの原因となるアクネ菌の増殖を抑えるからです。

そのため、まだ炎症が起きていない白ニキビ、黒ニキビ、そして初期段階の赤ニキビにオロナインは有効だと考えられます。

炎症がひどい赤ニキビ・黄ニキビには効果なし

しかし、炎症がひどい赤ニキビ、膿がでる黄ニキビ、紫ニキビの場合、オロナインを塗っても効果が期待できません。
むしろ効果があると思い込んで使い続けてしまうと症状が悪化してしまう危険性があります。

また、オロナインはニキビ専用の治療薬ではないため、ニキビの原因となる毛穴のつまり、皮脂の過剰分泌を抑えるような成分は配合されていません。
そのため、皮脂の過剰分泌が原因でおこる思春期ニキビに使うのは、オススメできません。

また、添加物として配合されている「オリーブ油」は、保水力が高いため、保湿効果が持続しやすいという特徴があります。
しかし、ニキビの原因菌であるアクネ菌のエサになりやすいというデメリットもあり、肌の炎症を引き起こし、肌荒れをひどくする可能性があります。

上記のような理由から、基本的にニキビの症状にオロナインH軟膏を使うことはおすすめできません。

オロナインH軟膏の使い方でよくあるQ&A

こちらでは、オロナイン軟膏の使い方でよくある質問をまとめて紹介しています。
塗り方・使い方で悩んでいる方は、オロナインを使うさいの参考にしてください。

ネットや口コミで話題になっているオロナインの情報が「嘘」か「本当」かわからずに不安な方は、チェックしてくださいね。

絆創膏やガーゼでオロナインパックするのは効果があるの?

ネットで「すごい ニキビを一日で治す」、「即効性がある」と話題になっている絆創膏やガーゼ、ティッシュ、サランラップでおおうオロナインパック。
オロナイン軟膏をたっぷり塗ったあとにその上から絆創膏やガーゼをはってパックをしてしまうと、絆創膏、ガーゼの中が蒸れてしまい、ニキビが悪化してしまう原因になります。

オロナインには、「殺菌消毒作用があるから効果があるのでは?」と思われるかもしれませんが、ニキビの原因であるアクネ菌は、酸素がなく油分が多い場所を好むため、絆創膏やガーゼをはるオロナインパックはオススメできません。

ニキビやニキビ跡のケアにパックを考えている方は、吸着力の高い「クレイ」やピーリング作用のある「酵素」を配合している洗顔料がオススメです。
オススメの洗顔料を知りたい方は、以下のページをご覧をください(もちろんクレイ系、酵素洗顔を中心に紹介しています)。

寝る前に蒸しタオルを使ってからの顔全体にオロナインを塗る毛穴パックは効果があるの?

口コミや知恵袋ですごい話題になっている寝る前のオロナイン毛穴パック。
寝る前にオロナインを顔全体に大量に塗って毛穴パックをすると、毛穴の角栓(汚れ)が除去できて、毛穴が目立たなくなるのか?

やり方は、蒸しタオルで顔を温めてから、オロナインを顔全体に塗り、15分ほど放置してからぬるま湯で洗い流すという毛穴パック方法です。

蒸しタオルをあてると顔の毛穴が広がり、毛穴の角栓(汚れ)をおとしやすくなります。
しかし、オロナインには、油性のスクワランなどが毛穴の汚れとなじみ安い成分が配合されていますが、皮脂の分泌を抑えたり、毛穴の汚れを除去したりといった毛穴に作用する成分は含まれていません。

また、オロナインを顔の正常なところに広範囲に塗ってしまうと、肌荒れの原因になります。
ニキビやぶつぶつなど、吹き出物や肌荒れしている患部にのみつけるようにしましょう。

毛穴の詰まりや黒ずみ、開きといったトラブルで悩んでいる方は、以下のページで詳しい症状と対処法について紹介していますので、合わせてチェックしてください。

毛穴の悩みを改善する方法

オロナイン軟膏は、顔に使えるの?

オロナイン軟膏は、おでこや顎、頬、鼻、鼻の下、耳、耳たぶなど顔にできたニキビやおできなどの吹き出物に使うことができます。
ただ、顔に使う場合は、顔の部位の中でも目の周辺には使わないようにしましょう。

もし、目にオロナインが入ってしまった場合は、水ですぐに洗い流してください。

顔は、部位によって皮膚の厚さや毛穴の大きさなど違いがあります。そのため、部位にあったケアをすることがポイントです。
以下のページで顔の部位ごとのケア方法を紹介しています。「症状のボタン」をタップしてページ遷移してくださいね。

顎のニキビ跡の症状と対処法
頬(ほっぺ)のニキビ跡の症状と対処法
おでこ(額)のニキビ跡の症状と対処法
鼻のニキビ跡の症状と対処法

しこりニキビ(硬結ニキビ)に使えるの?

顎、頬にできやすいしこりニキビ(硬結ニキビ)は、オロナインで治すのが難しい症状です。
症状によっては、自然治癒することもあるといわれています。

しかし、膿や血が中に溜まってしまう紫ニキビの場合は、すぐに皮膚科での治療が必要になります。
しこりの色が紫になっている方は、病院で相談するようにしましょう。

硬くなるしこりのニキビ跡については、以下のページで詳しい症状と対処法について紹介していますので、合わせてチェックしてください。

しこりニキビ跡の治療法と対処法

オロナインは、お風呂に入る前と後、どちらに使うのですか?

オロナインの塗り方の手順は、夜と朝で異なります。

夜の塗り方
夜に塗る場合は、お風呂上がりに、化粧水や美容液、クリーム、乳液をつける普段のスキンケアの後に最後にオロナイン軟膏を塗りましょう。
朝の塗り方
朝に塗る場合は、洗顔後、化粧を塗る前にオロナインを塗り、メイクはオロナインが乾いたあとにつけるようにしましょう。

オロナインを使う場合は、一日1回~2回(朝晩)に使いようにしましょう。
何回も使い、塗りすぎてしまうと、肌荒れすることがあります。

また、ニキビに塗るさいには、キレイな手、綿棒を使って塗ることがポイントです。
塗る手に菌がついていると、そこからニキビが悪化してしまうこともあります。

ニキビを潰した後にオロナインを塗るのは効果がありますか?

針や潰すなどして、ニキビを潰してしまった後のお灸処置としてオロナインを塗るは効果があります。
ただ、潰してから時間がたっている紫や赤紫色に内出血している跡の症状には、効果がありません。

ニキビ以外の吹き出物には効果がありますか?

オロナイン軟膏の効果・効能に明記してあるとおり、顔や背中にできる汗疹(あせも)やブツブツなどの吹き出物には効果があります。
ただ、症状がひどかったり、なかなか治らなかったりする場合は、皮膚科を受診する、薬剤師に相談して市販薬を使うようにしましょう。

効果がると思い使い続けてしまうと肌荒れがひどくなることもあり、注意が必要です。

オロナインはあくまでも応急処置、予防薬として使う!

オロナインは、間違って使い続けてしまうとニキビ悪化させてしまう恐れがあります。
基本的には顔、胸(谷間、胸元)、背中、おしり、脇にできるニキビの応急処置、予防、ニキビ治療薬を購入するまでの代用としてオロナインは使うようにしましょう。

ニキビ跡の赤みの症状に使われる方がいますが、ニキビ跡に効果のある成分は配合されていません。

赤みや色素沈着、クレーターといったニキビ跡を改善、予防するためには、ビタミンC誘導体を配合している化粧品を使うのがスキンケアのポイントです。
また、十分な睡眠時間の確保、脂っこい食べ物をひかえるなど、生活習慣の見直し、ストレスの発散もニキビやニキビ跡の改善には大切です。

これからオロナイン軟膏をニキビ・ニキビ跡ケアに使うことを検討している方へ

下記のページで、ニキビ・ニキビ跡ケアにオロナイン軟膏を使った方の体験談を集めていますので、もしよろしければ、検討のさいの参考にしてください。

ニキビとニキビ跡ケアにオロナイン軟膏を実際に使った体験談

▼この記事は以下のページを参考にしています。
参考サイト:医療用医薬品 : クロルヘキシジングルコン酸塩