管理人ミユキ(左)

清上防風湯(セイジョウボウフウトウ)はニキビ治療に使われる代表的な漢方薬です。
とくに皮脂分泌が多いオイリー肌で、大人ニキビに悩んでいる方に向いています。

このページでは、清上防風湯の効果や副作用、よく用いられる症状、服用方法などについて紹介します。

清上防風湯はどんな漢方なの?

清上防風湯は、のぼせたような赤ら顔の「大人にきび」、「顔面・頭部の湿疹・皮膚炎」などの症状に処方される顔の炎症や熱を取り除く作用がある漢方薬です。
主なメーカーはツムラやクラシエ。メーカーによって剤型や生薬成分の配合比、用量・用法が異なることがあります。

配合されている生薬

漢方薬は、自然の草や木からとった「生薬」の組み合わせでできています。
清上防風湯は、身体の余分な熱を発散させて炎症を抑え鎮める成分、体内の膿を出す作用を持つ成分などを持つ以下の12種類の生薬からできています。

配合されている生薬
黄ごん(オウゴン)、甘草(カンゾウ)、桔梗(キキョウ)、連翹(レンギョウ)、川きゅう(センキュウ)、枳実(キジツ)、山梔子(サンシシ)、防風(ボウフウ)、薄荷(ハッカ)、荊芥(ケイガイ)、黄連(オウレン)、
百し(ビャクシ)

どういった症状に効果があるの?

清上防風湯には、顔の炎症や熱を取り除く作用があります。
これにより、顔面・頭部の湿疹や皮膚炎、あかはな(酒さ)の症状を改善する効果がありす。

ニキビケアにおいては、「皮脂分泌の多い男性や思春期のニキビ」、「赤みや腫れているニキビの炎症」に効果的です。
とくにオイリー肌で、額などの皮脂の多い部分に赤いニキビがたくさんできている方におすすめ。

また、清上防風湯に配合されている「川きゅう」には、体内の血行を促進させ、新陳代謝を活性化させる効果があります。
そのため、肌のターンオーバーも促進させることで、ニキビ跡の改善を助ける働きがあります。

さらに「枳実(キジツ)」という生薬は、胃腸の運動を向上させる作用があり、便秘などの胃腸トラブルを解決してくれます。

ドラッグストアや薬局で購入できるの?

清上防風湯は、漢方を扱う病院で処方してもらうほか、薬局やドラックストアでも購入が可能です。
最近では、アマゾンや楽天などのネット通販でも購入することができます。

処方薬でも市販薬でも配合されている成分はほぼ同じです。
市販の漢方薬は、副作用のリスクを軽減するため、成分の含有量を抑えて作られています。

価格は、市販薬の場合12日で2,000円ほどなのに対し、処方薬は保険適用の場合、1か月で2,000円~4,000円くらいが目安です。

ニキビ治療で漢方薬を処方してもらう場合、ほとんどの場合は保険適用になります。
ただし、保険適用外で処方している病院もありますので、事前に確認してみてください。

清上防風湯の飲み方は?

市販薬と処方薬で異なる場合があります。

市販薬は、1日2回食前または、食間に、水またはお湯で飲みます。

ぬるま湯で溶かして飲むほうが体への吸収率が高まります。
しかし、漢方を溶かしてしまうと独特の風味が強くなるため、まずいと感じる方もいるかもしれません。

飲み方にこだわるより、まずはきちんと飲むことが大切ですので、無理なく続けられる方法が良いかと思います。

処方薬については、回数や飲み方など異なる場合があります。お医者さんの指示に従って服用してください。
個人差がありますが、中には服用して一週間ほどで効果が見えることもあります。副作用があらわれなければ、一か月程度は続けてみてください。

漢方薬はその人の体質などによっても向き不向きがあります。
1ヶ月で違う漢方薬が処方されることもあれば、半年近く同じ漢方薬が処方されたり、また以前服用した漢方に戻ったりとまちまちです。

清上防風湯を1ヶ月間、服用しても症状が改善しない場合は、一度専門医に相談しましょう。

清上防風湯の副作用はあるの?

漢方薬は西洋薬に比べると体にやさしく副作用が少ないと言われています。
しかし、まったく副作用がないわけではありません。

清上防風湯の副作用としては、胃腸障害(胃にさわる、下痢をするなど)、むくみ、発疹やかゆみなどが出ることがあります。

もし、これらの症状が起きた場合は服用を控え、医師や薬剤師さんに相談するようにしましょう。

まとめ

清上防風湯は赤みや膿みがあるニキビには効果的な漢方薬です。
清比較的がっしりとした体格の人に向いています。虚弱体質の人や冷え症がある方には使われることが少ないようです。

今の自分のニキビの症状や体質に合うのではと感じた方は、ニキビ治療のひとつの選択肢として、ぜひ取り入れてみてくださいね。