ニキビ・ニキビ跡に効く漢方薬は?漢方は体質改善したい方におすすめ

管理人ミユキ(左)

漢方薬には、ホルモンバランスを整えたり、皮膚の免疫力を高めたりと体質改善をする効果があり、ニキビの治療に効果があるといわれています。
とくに、ストレスや睡眠不足、不規則な生活、食生活が原因でおこる大人ニキビの改善におすすめです。

こちらでは漢方薬の特徴や効果、ニキビやニキビ跡の治療にどのように使われているかについて解説していきます。
また、ニキビやニキビ跡の治療で処方される代表的な漢方薬についても紹介しています。

漢方薬はニキビやニキビ跡に効果があるの?

皮膚の症状と体内の不調は深く関わっているとされています。
そのため、便秘や下痢といった胃腸障害、冷え性など、体内に不調があるとニキビなどの肌トラブルとして肌表面にあらわれてきます。

漢方薬の基本的な効果は、体内のバランスをとって、自分自身のもつ自然治癒力を高めることです。
ニキビ治療においては、ホルモンバランスを整えたり、皮膚の免疫力を高めたりすることで、「ニキビができやすい体質」から「ニキビができにくい体質」へと改善していくことで根本的にニキビを治すことを目的としています。

また、体質が改善されることで肌のターンオーバーが正常におこなわれるようになり、赤みや色素沈着(シミを含む)、クレーターといったニキビ跡の改善を働きを助けてくれます。

漢方薬は市販品を購入するより皮膚科で処方してもらうのがおすすめ

漢方薬は、薬局やドラッグストアなどの市販、最近ではアマゾンなどのネット通販でも購入できます。
しかし、漢方薬の服用を考えている場合は、漢方治療をとりいれている皮膚科を受診して処方してもらうことがおすすめです。

これは体質や症状によって、同じニキビでも服用する漢方薬がひとりひとり異なるためです。

例えば、1ヶ月で違う漢方薬が処方されることもあれば、半年近く同じ漢方薬が処方されたり、以前服用した漢方薬に戻ったりとまちまちです。
また、漢方薬はその人の体質などによっても向き不向きもあるため、専門の皮膚科でアドバイスを受けながら飲むことがおすすめです。

症状にあっていない漢方薬や間違った量を服用してしまうと、症状を悪化させてしまったり、副作用が生じたりといった危険性もありますので、市販品を購入する場合は注意してください。

ニキビ・ニキビ跡治療に使われる代表的な漢方薬と効果

漢方薬はたくさん種類がありますが、こちらではニキビやニキビ跡の治療に使われている代表的な漢方薬について紹介していきますね。

清上防風湯(セイジョウボウフウトウ)
清上防風湯は、赤ら顔でのぼせがある方のニキビ、顔面・頭部の湿疹・皮膚炎等に用いられる、顔の炎症や熱を取り除く作用がある漢方薬です。
炎症を緩和する作用があるため、腫れたニキビやニキビ跡の赤みの症状を抑えてくれます。

男性や思春期ニキビに効くこと多く、オイリー肌で、額などの皮脂の多い部分に赤いニキビがたくさんできている人に向いています。

詳しく、下のページで紹介しています。

清上防風湯の効果と副作用

十味敗毒湯(ジュウミハイドクトウ)
十味敗毒湯は湿疹、皮膚炎、じんましん等の症状に用いられる漢方薬です。
ニキビ治療においては、膿をださせて、炎症を抑える作用があります。

膿をもつ大きなニキビが散らばったようにできる人、顔だけでなくお尻や背中にもニキビがある人に向いています。

詳しく、下のページで紹介しています。

十味敗毒湯の効果と副作用

紫雲膏(シウンコウ)
紫雲膏は、やけど、あせも、アトピー、痔、イボなど多くの症状に効能があり、昔から使われている漢方の塗り薬です。

肌のターンオーバーを正常に保つ効果があり、赤みや色素沈着、シミのニキビ跡の改善を助けてくれます。

詳しく、下のページで紹介しています。

紫雲膏の効果と使い方

半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)
半夏厚朴湯は神経性胃炎、吐き気やつわり、せきなどに効果がある漢方薬です。
のどに何かつまった感じのある人、不安や緊張から胃腸に不調が出る人、ストレスをためがちな人に向いています。

胃腸障害やストレスが原因でニキビができている人に処方されます。

桂枝茯苓丸加薏苡仁(ケイシブクリョウガンカヨクイニン)
桂枝茯苓丸加薏苡仁は、肩こり、頭重、めまい、のぼせ気味でも足は冷える等の症状がある人に使われる漢方薬です。

ニキビ治療では、血の巡りを良くして、ホルモンバランスを整え、老廃物の流れを良くする効果があります。
生理前にニキビが悪化しやすい人、赤黒く化膿したニキビがある人に向いています。

小半夏加茯苓湯(ショウハンゲカブクリョウトウ)
小半夏加茯苓湯はつわりに使われる代表的な漢方薬です。
そのほか食欲不振、急性胃腸炎や嘔吐の症状にも用いられます。

胃腸障害が原因でニキビができている人に向いています。

荊芥連翹湯(ケイガイレンギョウトウ)
荊芥連翹湯は、蓄膿症や慢性鼻炎、扁桃炎に効果がある漢方薬です。
細菌の増殖を抑え、熱や腫れを発散させ炎症を抑える効果を持つため、ニキビやアトピーにも効果があります。

赤ら顔でオイリー肌の人、顔全体に皮脂が多く、小さいニキビがたくさんできている人に向いています。

桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)
桂枝茯苓丸はのぼせるのに下半身は冷える人に、肩こり、めまい、月経障害などの症状にに用いられる漢方薬です。

血の巡りをよくして、新陳代謝を促す働きを持つため、色素沈着してシミが残ったニキビ跡にも効果があります。
のぼせやすく赤ら顔の人、生理前に肩こりやイライラなどの症状があり、生理痛が重い人に向いています。

温清飲(ウンセイイン)
温清飲は湿疹やアトピー性皮膚炎、月経障害、更年期障害などに効果がある漢方薬です。
血流を促し体を温める効果があるほか、ホルモンバランスを整える効果も期待できます。

乾燥肌でかゆみのあるニキビに向いています。

温経湯(ウンケイトウ)
温経湯は手荒れ、冷え、口唇乾燥、脱毛、顔のほてりに用いられる漢方薬です。
かさかさした肌にできるニキビに効果があります。

また、冷え症で、生理中に下痢をしやすい人に向いています。

加味逍遥散(カミショウヨウサン)
加味逍遥散は、月経障害、更年期障害、冷え症、不眠症などに用いられる漢方薬です。
頭痛や肩こり、便秘があり、疲れやすくイライラしがちな人に向いています。

血の不足を補い、神経の高ぶりを落ち着かせる効果があり、女性の自律神経失調症に広く使われています。
ニキビ治療においてはホルモンバランスを整え、ターンオーバーを促す効果があります。

当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)
当帰芍薬散は、月経障害、更年期障害、冷え症、めまいなどに用いられる漢方薬です。
立ちくらみがする、冷え、むくみやすい、疲れやすい人に向いています。

ニキビ治療においては血のめぐりを良くして、ホルモンバランスを整え、ターンオーバーを促す効果があります。

漢方薬は同じ名前でもツムラやクラシエといった漢方薬メーカによって配合されている種類や配合量が異なり、飲み方や使い方が異なる場合があります。
もし服用する場合は、自己判断で購入せず、市販薬の場合は薬剤師の方に相談してから購入するようにしてください。

まとめ

漢方薬は、体の内側から改善して、大人ニキビができにくい体質へと改善していくことを目的としている薬です。

ただし、漢方に頼って生活習慣が乱れてしまっては、十分な効果が得られません。
バランスのよい食事や質の良い睡眠なども、漢方薬の服用と並行して心がけてくださいね。

皮膚科で漢方薬の治療を受けるさいは、多くの皮膚科で保険が適用されています。
しかし、保険が適用されていない皮膚科もありますので、確認してから受診するようにしてください。

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